第52回 自分の考えやアイデア・ひらめきを整理してWEB集客に活かす方法
バカデキマーケティングの酒井です。
物語の力で一歩先ゆくWEBマーケティング講座の51回目です。
今回は自分が考えていることやひらめき・アイデアを整理してWEB集客に活かす方法を考えていきます。
キーワードは他力本願です。
この記事では、頭の中にある「考え」「ひらめき」「アイデア」を集客や売上アップなどに活かすためのちょっとしたコツをお伝えします。
しかし意外と大きな効果を実感できた方法なので一度試して見てください。
目次
自分の考えを把握できていますか?
起業をしてからというもの、常に頭の中には新しいアイデアがあふれかえっています。
例えば「今思いついたアイデアを新しいセミナーとしてリリースしてはどうだろう」とか「自社ブログのSEO対策には新たにこのキーワードで記事を追加したほうがいいのではないか」などなど、売上アップや新規顧客の獲得を中心としたマーケティングプランが、それこそ湯水のようにといった具合です。
でも意外なほど自分の考えていたアイデアを、自分自身が把握できていないと実感する出来事がありました。
少し前のことです。
私は地元の商工会議所の会員になっているのですが、新しいサービスのアイデアが浮かんだためそのことについて相談するために担当者さんにアポを取りました。
そして面会する当日、自信満々で考えていたビジネスプランを説明しだしたのですが、話している途中から嫌な感じがしてきたんです。
頭の中にある時にはとても素晴らしいと思っていたはずのプランが、いざ説明をしだすと、特に目新しさもなく、そのアイデアを新サービスにしてもあまり関心を持ってもらえそうにないと思い始めたのです。
そのため説明をしている途中から意欲もなくなってしまい、すっかり打ちのめされたような感覚になりました。
人様には「アイデアを実際に商材として提供するのなら、事業計画などにして書き表したほうがいいですよ」と言っていただけに、反省するきっかけにもなりました。
頭の中にあることを表に出す効果
私はお風呂やトイレの中でアイデアが浮かんでくることが多いんです。
それは脈略もなく、突然頭の中に浮かんでくるのですが、その時にはワクワクしながら「これはすごいアイデアかもしれない」と自画自賛しながらニンマリすることが大半です。
でもそれを後から記録しようとすると、何か物足りないというか、普通というか、ありふれている感じがして、思いついたときの素晴らしいといった印象がなくなっていくことが多いんです。
思っていることを過大評価しているというか、しっかりと把握できていないから起こるんだと考えています。
そのため私は思いついたアイデアは頭の中から取り出してみることが大切だと考え、必ず文字にすることを徹底していたのです。
でもメモ程度ではアイデアを実際に形にするには不足していたわけです。
他人の力をお借りして考えを整理する
ですが、先ほどお話ししたように、新しいサービスを立ち上げるといった収益を狙った取り組みを進めていくには、思いついたままでは問題点もあるのです。
今回は商工会の職員の方に話すことで、私のアイデアに何が足りなくて、どこに問題がありそうかがわかったのです。
つまり自分のアイデアの至らなかった点を、人に話して説明することで、自分自身がしっかりと把握できたわけです。
これだ!って思いました。
「私の役割はしっかりとお話を聞くことですから」
対応していただいた職員の方のこの言葉がとても頼もしく思えたのは言うまでもありません。
自分だけで考えたアイデアには、やはり客観的な視点での検証が必要だと言えるエピソードですが、客観的になる最も手軽で誰にでも実現できる方法が「他の人に説明してみる」ことです。
特に難しく考えなくてもいいと思います。
相手がそのアイデアに対してアドバイスができなくてもいいんです。
自分自身の話を自分が聞いて矛盾や問題点に気がつくことが狙いですから。
だから家族やその業界のことを知らない友達でもいいんです。
これまではっきりとは言葉にできていなかったことをはっきりさせること。
それはいくら考えていても整理できないままなのですが、他の人に説明することで、つまりしっかりと言葉にすることで自分としても確認ができると思うんです。
アイデアやひらめきをWEB集客に活かすには?
言い換えると、自分で考えていたことを実際に人に話すことで、今までよりは客観的にそのアイデアや考えを把握できるようになると思います。
といってもやはり限界はあります。
そのために先ほどの方法をさらに一歩進めてみます。
つまり自分のアイデアやひらめきを、実際にWEB集客などのビジネスに取り入れるためにブラッシュアップする方法です。
その方法とは「話を聞いてもらう人に質問をしてもらいながら話す」ことです。
実は先ほどの商工会の職員さんは、時折鋭い質問を私に投げかけて来たのです。
「その場合はどれくらいの見込み客さんに告知しなければならないのでしょう?」
といった具合に、私が思いついた新サービスを実際にリリースするときに必要となる情報や条件を、私自身が把握しているかどうかを確かめるような問いかけでした。
これには参りました。
いくつかの質問には即答できずに、考えが甘いことを実感させられました。
自分が考えていることは自分以外の人のほうが良く見えることもあるんですね。
自分の考えやアイデア・ひらめきを整理してWEB集客に活かす方法のまとめ
ここまでお話ししてきた通り、自分が考えたアイデアには愛着があるからでしょうが、過大評価をしてしまう可能性があります。
もちろん全てがそうだとは言えませんが、ビジネスとして取り組むからには必ず何らかのコストがかかります。
仮に広告費をかけないとしても、そのアイデアを実現するために時間と労力をかけることになるでしょう。
だとしたら、より成功の確率を上げるためにも自分のアイデアをブラッシュアップしておきたいところです。
その方法として「他の人に話してみる」のはかなり使えると実感しています。
そしてよりいいアイデアにブラッシュアップする方法として「質問してもらいながら話を聞いてもらう」も、より効果を期待できると思います。
ぜひ一度試してみてください。
もし質問してくれそうな人が周りにいないのでしたらメッセージをください。
協力させていただきます。
もちろん費用はいただきませんからご安心を。
形式上は私が提供しているコンサルティングプラスというサービスのお試しをしてもらうことになりますが、別にお試しをしてもらったからといって、契約をせまったりはしませんので気軽にご連絡ください。
ありがとうございました!