【2021年度版】SNS時代の集客法を本質的な考えを中心に解説
目次
【2021年度版】SNS時代の集客法の本質は?
これ以上、煽り立てるような集客手法に頼っているとジリ貧になる。
これが今感じている集客をする上での重大な課題です。
酒井です。
今回の記事はこれからの集客法について、SNS活用がすっかり生活に根付いたことを踏まえて、現在の状況を確認しながら考えていきます。
※2021年2月21日に、現在の社会情勢を鑑み修正し更新しました。
「集客のあり方が変わる」これが結論です。
SNS時代と言われている昨今は、人と人とが繋がりやすくなってきていることで、いろんなことが変化しています。
そのことを踏まえた時「自分だけで集客をするのが難しくなる」だろうと考えられるんです。
非効率、労力の割には出せる成果が減少する傾向になるだろうとも。
言い方を変えると、「自分発信の情報だけでお客様の注目を浴びようとしても目立てない」ようになりそうです。
つまり、「今までのノウハウやテクニックが通じにくくなっていく」と言えそうなんですね。
これは、広告を使うのが古いとか、ブログでの集客がダメになる、といった表面的な話ではないんです。
手段と目的を明確に!
広告を使う方法がどうこうというのは、手段の話です。
私がここでお伝えしたいのは手段の新旧ではないです。
「自分の都合のいい情報」
とか
「輝かしい過去の実績」
で、人の目を引くのが難しくなるということです。
今までの集客の基本的な考え方は、
「私はどんな業者よりもいい商品・サービスを提供しています!」
とアピールしているだけです。
そして伝える手段として「広告」とか、「ブログで発信する」とか、「SNSでいいねを増やす」などといった方法を使っているだけです。
でも、もはや考え方自体がソーシャルではないのです。
その辺りの意味が分かって来られると、今後行うべき集客自体が大きく変化してきます。
ではソーシャルな考えでの集客とはどんな集客なのでしょう?
ソーシャル集客
その答えの一つだと私が考えているのが、弊社の社名にもなっている「迎客」です。
迎客とは、集客本来のあり方だと確信しています。
『集客とは、人を集めるということ』
乱暴な言い方をすれば、自社の都合に合わせて人を集めてそこでセールスをすることが狙いの行為です。
なので「今すぐに契約を!」という話になりがちです。
そして、「今すぐに購入・契約したい」という方と徐々に会えなくなってい傾向になりがちです。
すると、どういったことが起こるでしょう?
「もっと成約率を上げないといけない!!」などといった本末転倒なテクニックを求めてしまうのです。
なぜこんなことになるのか、私なりに考えたのは結果は、「売り上げを上げないといけない」という片手落ちの刷り込みです。
事業者は利益を出さないと存在意義がない、と言われているのですが、この言葉にはとても大切な部分が欠けています。
それが何か分かる方はか多分これからも大丈夫だと思います。
わからない場合は、まだ知らなかったかだけなので、今から覚えて貰えばいいのです。
問題は「それは違うだろう」と思われた方です。
もしかすると私とは根本的な考え方が違うように感じます。
ご自身の考えと近い方に指導していただいた方がいいかもしれませんよ。
では戻ります。
先にお話ししていた「売り上げを上げないといけない」という考えに足りない部分とは何でしょう?
とても重要なことなので一度考えてみてください。
どうですか?
「売り上げを上げないといけない」
という考えに足りない部分が何かお分かりになりましたか?
では私なりの解釈をお伝えします。
それは
「お客様に喜んでもらって、しかも世のためになる商品・サービスを提供する」
という事業者としての心構えです。
実はこの事をずっと昔から心がけている人たちがいます。
ご存知だとは思いますが、商売上手で有名な近江商人です。
彼らが伝えてきた言葉の一つに「三方よし」というのがあります。
三方とは、
・売り手
・買い手
・世間
のことだと言われています。
商売が上手な人が大切にしている言葉ですから、そこに商売上手になるためのコツが秘められていそうですよね。
この「三方よし」にもう一つの視点を追加した、「四方よし」の考え方が今後は特に重要になると確信し、企業理念の中核に据えています。
【四方よし】
- 買い手よし
- 売り手よし
- 世間よし
- 未来よし
個人的な意見ですが、ビジネスという言葉があまり好きではありません。
ビジネス=お金儲け
というニュアンスが強いからです。
我々起業家がするべきなのがお金儲けなのだとしたら、その後に何が残るのだろう?
そう感じるのです。
私は商売をすることが起業家の仕事だと信じています。
そしてこれからの集客は、商売をすることを前提として取り組まないと、常に新しい人を探し続けるようになっていくように思います。
集客には2つの種類があると考えています。
一つはお金を払ってもらう人を集める集客。
もう一つはお金とともに自社を贔屓にしたいと思ってくださる気持ちも集める集客。
つづく・・・