面倒と億劫の違い(どうでもいい話シリーズ)
今朝は目覚ましもかけていないのに、
予定していた時間に目が覚めたので、
きっと良いことが待っているとワクワクしている
迎客デザイナーの酒井です。
昨日の夜、大発見をしました。
それがタイトルの面倒と億劫の違いです。
「面倒」の言葉の意味は、
手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、
わずらわしいこと。また、そのさま。
「―な手続き」「―なことにならなければよいが」
「断るのも―だ」「―を起こす」
一方、億劫の意味というのは、
「おっこう(億劫)」の音変化
めんどうで気が進まないさま。「ものを言うのも―だ」
おっこう(億劫)
[名]仏語。一劫の億倍。すなわち、非常に長い時間。永遠。
[形動]《それをするには長い時間がかかるところから》
「おっくう(億劫)」に同じ。
goo辞書より引用
今は面倒と億劫との間には、あまり違いは無いみたいです。
邪魔くさいとか煩わしいというのが違う言い回しで、
まあ大体お感じの通り、厄介な時に使う言葉でしょうか。
ただ私は面倒(くさい)と億劫には明確な使い分けが
出来ていると感じたので、その事を書こうと思います。
面倒くさいというのは、ニュアンスとしては、
手続きが多かったり、その事に時間がかかるから
実行するのが面倒くさい、という使い方になるのでは
無いかと思ってます。
それに比べて億劫というのは、もっと心情的な事を表現していて、
もうその事をする気持ちにならないとか、
気力が湧かないといった場合に使っていると気がつきました。
実は言葉の選択でこれほどの違いを読み手に
伝えることができることもコピーライティングの醍醐味です。
キャッチコピーと言われている、短く端的に伝えるコピーには、
この言葉の選択が大きなウエイトを占めていると考えています。
我々コピーに携わる者としては、
言葉の持っている意味や影響力を的確に取捨選択する
技術を学んでいく必要があるのだと思っています。
表面的なパターンや言い回しを覚えるのは、
コピーライティングの初歩中の初歩です。
そして、そのパターンを使うにしても、
そのパターンが当てはめられるのかどうかを判断できなければ、
いくら高額なセミナーや教材で学んでも、
望む成果を期待できないのは自明です。
しかも最終的にはやってみなければ分からない
というのが正直なところです。
なのでコピーライティングに必勝法なんて無いんです。
だからこそやり甲斐があるとも言えるんですけどね。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。