ヒット商品を自分で生み出すコツ 4
移動中の電車内です。
手荷物を持ちながらの片手スマホで入力しているので、
これでもかというくらい不便な思いをしている
迎客デザイナーの酒井です。
何しろ電車の中で立っているだけでも大変な上に、
両手がふさがっているので電車が揺れるたびに
カラダがふらふらするので大変です。
ならそんなにムリして書かなくても良いのにと思うのですが、
そのライブ感を活かせればと思って書いてみました。
でも今は乗り換えた車内で座って書いてます。
やはり無理がありました。。。
ではヒット商品の作り方です。
前回まででミドリムシクッキーをヒット商品にするには
どうすれば良いかを考えてきました。
前回は、
欲しいと思っている商品を買う時には「楽しんでいる」
事を確認しました。
つまり、
「買うのが楽しみと思ってもらえるとヒットするかもしれない」
という仮説を立てたわけです。
マーケティングの書籍には異口同音に
「お客様の心を動かす事が必要だ」
などといった主張がされています。
モノを買うのは、
「心で欲したものを頭で納得した時」
ってことですね。
では、どうすればミドリムシクッキーを買うことが
楽しいと思ってもらえるかを考えていきます。
前回話した例でいくと、
私がワクワクしたのは 「レイバン」だからだと思います。
なぜ「レイバン」なのかというと、
昔からサングラスのブランドとして有名だと
知っていたことが影響していると思います。
私の中ではレイバンは特別だったんですね。
つまりは、
「ブランドとして認知されると
買うのが楽しいと感じてもらえるかもしれない」
という仮説が成り立ちそうです。
この仮説は多分正しいと思います。
よく言われているブランド戦略とはこういうのだと思うからです。
しかしミドリムシクッキーでブランド戦略となるとどうでしょうか?
なんかピンと来ません。
よね?
食べのもでブランドってパッと思いつきます?
私はコレれというお菓子なら幾つか思い当たりますが、
買う時に楽しいのかどうかというと。。。
美味しくて大好物なお菓子ですから買うのは嬉しいです。
ただ買い物自体が楽しいかというと少し違うと思います。
ここでいうブランドってどういう意味でしょう。
レイバンを例に挙げたから分かりにくくなってしまいましたね。
ブランド戦略って言葉のイメージも影響しているかもしれません。
ブランドとは違う捉え方がいいかもしれません。
ではここで、改めてヒット商品って
どんな商品なのかを決めてみましょう。
ここでいうヒット商品とは、
「どこででも買えるくらい我々消費者に認知されている商品」
としたいと思います。
つまり「定番商品」という事です。
ミドリムシクッキーを高価格の衣料服飾関連のブランドと
同じに考えるとピンと来ませんでしたが、
これだと分かりやすいですね。
では明日はどうすれば定番商品に出来るかを考えていきます。
今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。