起業で本当に大切なことはノウハウじゃないんですね。
今は冬仕様の掛け布団で寝ているのですが、明け方には暑くて汗だくになって逆に風邪をひきそうになっている酒井です。
どうもこの季節の服装には困ってしまいます。
掛け布団もそうですが、私は寒がりなのでどうしても厚着の傾向にあります。
すると汗をかくのですが、それがかえって体温を下げる事になって、、、
今日は小説の中に出てきた名言を取り上げてみました。
今読み進めている松岡圭祐氏の「探偵の探偵3」に出てくる一説に出てくる名言です。
それは黒人テニス選手アーサー・アッシュの言葉です。
「いまいる場所から始めよ。持っているものを使え。できることをしろ」
“Start where you are. Use what you have. Do what you can.”
このアーサー・アッシュは1960年代から70年代にかけて、全豪・全米・ウィンブルドンの3大会で優勝を果たした選手なんだそうです。全仏に優勝すればグランドスラム達成だったんですね。
とても強いのはもちろんでしょうが、トップアスリートたちはいかに自分の力を試合で発揮するかが勝敗を分けることを実感している事からくる言葉でしょう。
ただし私はこういう風に受け取っています。
今の環境を嘆かず、持てる知識・知恵を信じて、今できることから始めなさい。
そうすればあなたにはもうノウハウなんて学ぶ必要がない事に気がつくだろう。
あまり大きな声では言えないですが、ノウハウ提供者の大半は、この言葉と真逆の主張をしています。
あなたには私のノウハウを学ぶ必要があるのです。
そうすれば売り上げをあげられるのですからと。
全くのウソではないと思いますが、以前私がこのブログで書いたように、ノウハウを学ぶこととあなたが期待している成果を出す事はイコールではありません。
売り上げをアップしたければ、お客様にあなたと契約していただくしかないのです。
そのためにクロージングなどのハードセールスのスキルを学ぶのなら止めはしませんが、いばらの道を歩むに等しいことは想像に難くないですよね。
売り込みは基本的に嫌われますし、とても負担が大きいです。
あなたにとってもお客様にとっても。
それに講座やセミナーで学んだだけでは、あなたはそのノウハウを使いこなせていないでしょうから、
結局はあなた自身がその時に持っている「力」を使っていることに気がつくはずです。
もしノウハウを学ぶとしても数十時間単位で実践を経なければ身につかないと考えています。
あなたが天才の部類に入る方なら、もっと早く売り上げをアップできるでしょうが。
私は凡人なので地道に継続するしか方法を知りません。
でもそうして身についたノウハウは、やがて血肉となり私自身を助けてくれると信じてやり続けています。
この続ける事こそ最高の成功ノウハウだと思うんですが、あなたはどう思います?
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。