これは100%伝わったかなぁ〜
福井県の名物「ソースカツ丼」が大好物で、
串カツのソースだけでご飯をお分かりできてしまう
迎客デザイナーの酒井です。
私は西宮在住なのですが、今日は久しぶりに
大阪の梅田という自宅から電車で20分ほどの街に
買い物に出かけました。
阪神タイガースの親会社である阪神電鉄が経営している
「阪神百貨店」の催し物が最初の目的地です。
今回は北陸4県の物産展。
私の目当ては福井のソースカツ丼。
同じく福井県の名物に「おろしソバ」というのがあります。
冷やしたソバの上に大根おろしと出汁をかけたものなのですが、
そのあっさりとした味わいが美味です。
で、私は「ソースカツ丼」と「おろしソバ」のコンビである
「福井ゴールデンペア」 (と勝手に名付けているだけ)を楽しみに
会場に向かったのですが、、、
続きは後半で。
では今日の内容を。
と言いつつ急に思い出しましたが、
最近、神田昌典さんが著作を出されました。
『稼ぐ言葉の法則』
というタイトルの通りコピーライティングの書籍です。
で、その内容というのは、私もコピーを書く際に
活用させてもらっている「PASONAの法則」の
最新バージョン「新・PASONAの法則」です。
「この内容を書籍で出すのは止めてもらえますか?」
と神田さんにクレームを入れたくなるくらいの
とても濃密で頭の中がむせ返るくらいの濃い内容けです。
こうなったら自分でも「稼ぐ言葉の法則」を題材に
活用事例を交えたレポートを作成しようと思い立ちました。
また公開できるようになったらお知らせしますね。
では今日の本題に戻ります。
今日のテーマはコミュニケーションです。
私は常々、
『コピーライティングとはコミュニケーションだ』
と言っています。
今日はその事例として私が体験したエピソードを
共有させてもらいます。
少し前に行ったある案件の打ち合わせでの事。
お付き合いのある社長さんから、
「●●(とあるプロモーションの新案)を進めたい・・・」
と打診されました。
聞いた瞬間に、
「こりゃ、単に思いついたってレベルっぽいな。」
と直感が働きました。
そうです。
残念ながらあまり効果を期待できないと思えるアイデアだったのです。
「さあ、どうしよう。。。」
「おそらくこの社長さんが考えているような
成果は期待できないだろうな。」
「もし行うなら、かなりの方向修正をする必要があるからな・・・」
などと頭がフル回転です。
でも安直に受けてしまっても、
後々お互いに嫌な思いをすることになっても大変なので、
しっかりとその事を伝えようとしたのです。
しかしお相手はお世話になっている社長さんです。
これからのお付き合いもあるので、
あまり厳しいダメ出しはできません。
そこで言葉を選びながら
「それは■ ■ を想定してはりますの?」
(「してはりますの 」は関西弁で「されておられるのですか」の意味)
というと、
「えーと、そうですね~。▲ ▲ のプロモーションの一環で
広がりを持たせた方がええ(良い)と思いまして。」
その返事に私が、
「だとしたら成約率が期待ほど出るかどうか、
精査が必要になりますが、その点についてはどうですか?」
と念押しすると、
「うーん。そうかもしれませんね。」
「確かに今成果が出ているプロモーションとは、
アプローチが違うから成約率の低下はありえるか。」
「だったらやっぱり今の方向性を崩さないような
プランの方がいいかもしれませんね。」
と、私の伝えた事を踏まえていただいて、
ご自身が納得するように話を振り返ってもらえました。
この時私は「伝わったなぁ」と実感しました。
相手に伝わらない限り、たとえ自分がどれだけ素晴らしい
と思ったことを話したとしても相手には届いていません。
そもそもコミュニケーションをするとは、
相手の自分の考えや想いを伝えることですよね?
なので伝わったかどうがとても大切なんです。
私は伝わったかどうかを常に意識して見極めるようにしています。
そうしないと「この前と話が違うじゃないか」と、
後になってトラブルとなるからです。
このことは直接会話している場合はもちろん、
広告などの告知の際にも大いに関係してきます。
実は広告やチラシはもちろん、ウェブサイトでも
コミュニケーションをすることが必要なんです。
私も驚くことが多いのですが、予想を上回る割合で
このことを意識されていない方が多いです。
「これは伝わらないだろうな~」
と思われるチラシやサイトがあふれています。
告知段階でこういった食い違いが合ったら、
そのあとの営業活動にいくら力を入れても
なかなか成約しないだろうな~と心配になってしまいます。
別にプロレベルになる必要までは無くても、
ほんの少しでも「伝わる文章」 の書き方を学んでおくだけで、
事業活動だけでなく家族や友人関係での意思の疎通がスムーズのなるのに。
そんなタメ息をこっそりついてます。
こういった理由もあり、
冒頭でお話した神田さんの新刊『稼ぐ言葉の法則』を題材に
コピーライティングのコツまとめてみようと思っています。
近日中に公開できればと考えていますので、ぜひお楽しみに。
では今日はこの辺で。
最期までお読みいただきありがとうございます。
追伸
私の誤算は福井名物の2品「ソースカツ丼」と「おろしソバ」の
お店が別で、その場で食べることが出来ないことでした。
せっかく楽しみにしていた「福井ゴールデンペア」は、
時間差で食べるという方法で少し残念な楽しみ方になってしまいました。
「今度は本場で!」と変な決心をした昼食でした。