ゴールデンウィークの旅行がダメになりました。
昨夜から仕事づくめでテンパっていたのですが、
ようやく落ち着きを取り戻してからは
一気に眠気が襲ってきている迎客デザイナーの酒井です。
今日はホントに個人的な話だけです。
お忙しい方はまた明日にでもごらんください。
実は今年のゴールデンウィークに
家族旅行を計画していたのですが、
それが中止になりました。
中止の理由はもうお察しだと思いますが、
行先にあります。
そうです。
渡航先は大分県の別府温泉と
阿蘇山の大分県側のふもとにあるくじゅう高原です。
つまりつい先日発生した熊本県の地震による影響で
その地域へ行くことを控えよう思ったからです。
妻が今回の旅行をとても楽しみにしていたため、
少し説得に時間がかかりました。
旅行自体を取りやめることになってしまったため、
やはりショックが大きいようでした。
「そんな急に他に行きたいところと言われても・・・」
と言ったきりため息をつく姿を見ていたたまれなくなりました。
しかし冷静に考えると様々な危険性が危惧されるため、
致し方なく中止を受け入れてくれたんでしょう。
後になって
「食材とかもまともに手に入らないかもしれないし。
それやとかえって迷惑になるかもね」
そう自分に言い聞かせていました。
一方旅行の取りやめを代理店に伝えないといけません。
気になったのはキャンセル料です。
こちらの都合と言えばそうですから、
それも仕方がないと覚悟を決めて電話をしました。
そして電話をすると以外にもすぐにかかりました。
てっきり問い合わせが多くて電話がつながらないかもしれない
と思っていたのですが、それは取り越し苦労だったようです。
口頭で予約をしている旨を伝えると、
「九州方面へのお出かけですよね。いかがされますか?」
と、キャンセルすることを察している感じの対応です。
その時の話ではホテルのキャンセルは費用無しで受けられるとのことで、
ネックになるかもしれないのが新幹線のチケットです。
規約ではキャンセル料がかかる期間に差し掛かっているとのこと。
ただし今回の地震の影響で、JRは特別な対応を
することを発表しているらしく、
その条件に合致するかどうかを調べてもらった結果、
今回はキャンセル料が発生せずに取りやめることになりました。
ただ私はとても申し訳ない思いがしています。
それは事業者として予約していたホテルの方々の気持ちを
察してしまうからです。
彼らも商売ですから、書き入れ時のこの時期のキャンセルは
厳しいだろうと考えてしまいます。
しかしながら、もし何かしらのことが発生した場合は、
お客さんの命を守らなければならない立場になるため、
いっそそんな責任を負わせるような時期の渡航は控えた方が、
逆にいいのかもしれないと思うなど複雑な気持ちが
いまだに収まりません。
誰にも責任が無いのが自然災害です。
この地震が落ち着いてこの地を訪れることが
出来るようになった時には改めて予約を入れようと思っています。
まだまだ余震が続くなど、大変の時期が続くと思いますが、
私も微力ながら役に立ちたいと願っています。
東日本大震災の時にもそうだったのですが、
どこかで災害が起こった時、
被害にあっていない人たちは遊びに行くのが
あまり歓迎されないような空気になると思います。
でも私はそれはそれ、災害にあった方々からすると
有難迷惑なのかもしれないと思います。
自分らのせいで生活を犠牲にされても
かえって気を使うからそのことは気にせず
楽しむときは楽しんでください。
きっと私ならそんな気持ちになりそうです。
といいつつ実際に災害にあったわけではないのですから、
この発言はとても無責任だとも思います。
でもやはり経済活動を止める方が
悪い影響が出ることもありますから、
自粛ムードもある程度の期間で終了し、
他の形で被災された方をケアできればいいのではないでしょうか。
そんな風に心が揺れ動いた一日でした。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。