頭痛が痛い
季節の変わり目なのか、家族の体調が軒並み崩れていくのを
止められないで困惑している迎客デザイナーの酒井です。
我々事業を行っているものからすると、
最大の窮地は体調不良だ言えるのではないでしょうか。
特にサービス業の個人事業者さんは、
あなたそのものが商品でもありますから、
体調を崩してお休みをしてしまうと、
直接売り上げダウンにつながるという、
ピンチに陥ってしまいます。
もちろん体調管理ができないその人が悪い
と言ってしまえばそれまでですが、
怪我やもらい事故を含めると
不可抗力で避けられない事態ということも考えられます。
休業して自社の売り上げが下がるのは
致し方ないとしても、お客様に迷惑がかかるのは
何としても避けたいこところです。
そういう意味で同業者さん同士のネットワークは
大切にしていくこともリスク管理と言えそうです。
もっとも不慮の事態たいった消極的な意味合いだけでなく、
事業提携やお互いのリソースを組み合わせた新たなサービス提供などの
発展的な協力体制も作ることが、
今後の事業安定策として有効だとも思っています。
しかもそのネットワークは、
一朝一夕に構築できる種類のものではないので、
参入障壁にもなり得る頼もしい資源にできる
可能性を秘めてます。
ん?
何だかお堅い論文めいてきましたね。
まあ、たまには良いか。
あと、病気や怪我以外にも事業運営を阻む
伏兵が潜んでます。
それは自己のメンタルです。
言ってしまえば「やる気」といった類のものですが、
これがなかなかコントロールするのが難しいです。
よくトップアスリートが、オリンピックなどに照準を合わせて
コンディションを整えていくと言う話を聞かれたことがあると思いますが、
我々が普段取り組んでいる事業の中ででも
このコンディションが整っておらずに良い成果を
出せないなんて事が度々起こります。
この「やる気」ですが、副業をされてる方だと
「モチベーションが上がらない」という言い方で
悩まれているようで、私も副業の経験があるので
その気持ちはよく分かります。
本業を終えて帰宅した後に、
異なる仕事を夜中まで行うのですから、
心身ともに本当に疲れます。
しかも副業で始めるとなれば、
ほとんどの方は成果を得るまでに時間もかかるため、
「こんなことを続けていて意味があるのだろうか」
と心に迷いが生まれがちでしょう。
この精神的なコンディションをいかに整えるかは、
副業のみならず、本業での成果にも直結する大切なファクターなのですが、
大半の社長さんや管理職の方は気がついていません。
使われる側のコンディションをいかに良い状態にできるかは、
組織運営の上で私はもっとも重要だと思っています。
最悪の場合、有能なスタッフさんが退職してしまう
ことにも繋がりかねませんから。
もしそんな事態になったら「頭痛が痛い」くらいでは済みませんから、
ご自身を含めて働いている方のコンディションを
整える環境を作ることを今すぐに始めては
どうでしょうか?
ちなみにタイトルにもしている「頭痛が痛い」は
日本語としては誤りですね。
これは意図して使っていまして、
「頭が痛い状況の最上級」といった意味合いを
表そうとしてます。
でも分かりにくいですね。^^;
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。