衝動買いが起こるための4条件とそのメカニズムについて
目次
●衝動買いは狙って出来るか?
今日のテーマは衝動買いのメカニズムです。
ちょっとだけアカデミックにやってみようと思います。
なので論文風なタイトルを付けてみました。
ついこの前なんですが見事に衝動買いをしたので、
物を買うときに人はどんな行動(思考)を
とっているのかについて考えてみます。
●衝動買いの現場に潜入(といっても自分の話ですが…)
近所のいつも行くスーパーでのこと。
私は週に一回の買い出しに、荷物持ちとして駆り出されます。
ココだけの話、別に私が行かなくても
自転車ででも出かけてくれれば
特に問題ない気もするのですが、
それは恐ろしくて口には出せませんので、
おとなしくついて行くことにしてます。
で、まだ少し残暑の熱気が残っていた日だったので、
アイスでも買って帰ろうとショーケースに行くと、
一目でそれと分かるプレミア感あふれるパッケージに目が留まり、
そのまま買い物かごの中に入れてしまいました。
その間わずか2~3秒といったとことでしょうか。
ではこの間に私がどういった行動を取ったのかと、
その時に何を考えたのかを振り返ってみます。
アイスでも買おうと売り場まで行きますが、
特に商品を決めていたわけではありません。
好きなのは井村屋のあずきバーですが、
その日は特売が行われていなかったのでスルーしました。
やっぱり値段には敏感になってしまいます。
ところが普段ならあまり目をやらない箇所に
吸い込まれるように移動して一転に視線が釘付けに。
それが森永製菓の「パリパリバー<大人のスペシャリテ> 」です。
見ただけで他の商品より高いとわかるパッケージ。
しかし、視界に飛び込んでくる目立つデザインです。
紺色に金色のロゴ、いい仕事されてますね。
でも高級感があるとはいってもそこはアイスです。
特に覚悟するほどではありません。
そのまま妻に一言、
「これ買うよ」というと「私も」と意外な返事が。
嫌みの一つも言われるかと身構えたんで空かされました。
じゃあ振り返りながら見てみます。
●衝動買いが起こる4つの条件とは?
私は4つの条件があると思います。
まず1つ目が「目立つ」です。
私は今回の「パリパリバー<大人のスペシャリテ> 」を
知りませんでしたので、この商品を私が買うためには、
私がそれを認知しないといけませんね。
当たり前ですが、 知られていない商品は買われることがありません。
なので新商品はテレビなどで広告をするんですね。
認知してもらうために。
2つ目が「一目で欲しいと思ってもらえるか」です。
欲しいと思ってもらえないと買ってもらえないです。
しかも一目で、ですからなかなか大変ですね。
3つ目は「その商品を買うための理由があるかどうか」です。
これも当たり前ですが買う理由がないと買われません。
例えばおしゃれなパッケージだったとしても、
それがいくら目立っても、もしそれがお酒だったら買わないのです。
それは私がお酒を飲めないからです。
私はまだ暑さが残っていた日だったので、
冷たいアイスを欲しいと思ったんです。
そして4つ目が「買える価格か」です。
当然、払えると思える金額でなかったら買えません。
今回はアイスなのでもっと高額なハーゲンダッツ
だったとしても買うことは可能でした。
しかし、物理的にお金を持っていても
お金がないと考えていてはやっぱり買いませんね。
私がそれこそ財布に100万円入れていたとしても、
「100円以上のアイスは買わない」と思ってる場合は
恐らく買わないでしょう。
その決心を覆すほどの何かがないと。
●衝動買いが起こる時にどんな感情が起こるか
これらのハードルを越えて、
晴れて「パリパリバー<大人のスペシャリテ> 」は
私の胃袋に収まりました。
ちなみに、パリパリの名前の通り
バニラアイスの中に織り込まれたチョコが
パリパリで歯ごたえは良かったです。
プチ贅沢を味わいました。
買うときにこの「ちょっとした贅沢感」を
味わいたかったので、見事に目標達成です。
でも箱のサイズの割にアイス本体が小さくて・・・
なんでも森永製菓とモンデールのコラボ商品らしく、
パリパリハッピーキャンペーンというのを展開中みたいです。
でも私は、くじ運が歴史上の誰にも負けないと
思えるくらい悪いので応募はしません。
もしこれをご覧のあなたが当選したとしても
私には決して言わないでください。
凹むので。。。(^^;
では今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございます。