私はレイバン感が欲しかった!
起業家に必須!独自性の作り方、打ち出し方とは? 1
またまたシリーズもの企画をお送りします。
というわけで、思いつきで書いているので、
ついさっきまで考えもしなかった内容を自分で出して、
そのことに翻弄れ気味の迎客デザイナー酒井です。
独自性
事業運営において、
マニュアル本に掲載されていそうな項目です。
「競争に打ち勝つには独自性が必要だ!」
こんな感じで、独自性が無ければ事業が営めないという、
もはや脅しなんじゃないかと思えるくらいの勢いで
啓蒙されていると思います。
あっ、ちなみに「独自性が必要ない」という話ではないので念のため。
いつもお伝えしているように、
「何かの情報や主張は鵜呑みにしない方が良いですよ」という話です。
私は、
「なるほどね、そういう考えもあるんやね」
といった風に、いったん手放すような扱いにしています。
でないとその情報や主張に翻弄されて、
間違った方向に迷い込むかもしれませんから。
ところで私はこの冬、
レイバンのフレームでメガネを新調しました。
その辺りについては、
ブランドについてと共に書いている記事があるので、
良ければお読みいただくとして、
私は「レイバン感」を味わいたくて選んだのです。
この●●感ってとても大切だなぁと常々から感じています。
なぜなら、この●●感こそ、
独自性そのものだと考えているからです。
レイバンにはレイバン感がる。
つまりはレイバンらしいのですね。
このようにある商品には、
「そのブランドらしさがあると競争上優位に立てる可能性が高まる」
と考えられます。
だからこそブランドを大切にするのです。
ではこれをサービス業に当てはめてみます。
サービス業の場合、
文字どおりサービスが提供物ですから、
見た目の「らしさ」がありません。
ですがパーソナルブランディングとか、
セルフブランディングなどと言われるように、
個人をブランド化する事については
すでに市民権を得ていますよね。
私もその効果は計り知れないと思いますし、
日頃から提唱している「迎客」とは
個人のブランディングが切っても切れない
要素であると考えています。
ただ、私はこのブランディングを一般的な解釈とは
少し違った捉え方をしています。
というかおそらくこれが正しいブランディングだと
思うのですが、
ブランディングはするものではありません。
ブランドとして認知されるものです。
そしてブランドが出来てくれば、
その時にはこう言われるでしょう。
「●●さんらしいね」
と。
こう考えてもらえばわかると思いますが、
「私を私らしいと思ってください」
なんて言ってもムリですよね?
「●●さんらしいですね」と言われるために
どうするかという事ですから。
なのでブランディングばするものではないと言えるんです。
もちろん異論はあると思います。
それについては解釈の違いか、目的の違いだと思うので、
その事について議論するのはあまり気が進みません。
要は自分の事業の成果に繋げられれば
それで良いのではないかと思っているので。
で、話はここで終わりません。
というのも、
「らしい」と思われる事と事業の成果につながる事とは
全く関係がないからです。
よね?
「らしさ」を打ち出せても「欲しい」と
感じてもらえなければダメですよね?
じゃあブランディング・らしさを
どう事業の成果に結びつけるか。
次回はこの事を考えてみましょう。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。