第42回 〔番外編〕思った結果が出ない時のメンタルケア

「ビジネスでいい結果が出ない時のセルフメンタルケア」
について私なりのコツをお伝えします。
 
キーワードは『フニャフニャ』です。
 

 
 
というわけで「正しいウェブ集客法」伝道師の酒井です。
 
 
第42回目の物語の力で一歩先行くWEBマーケティング講座は、
「思った結果が出ない時のメンタルケア」です。
 
 
あくまで自分の経験ですが、仕事を含めて真剣に取り組んだことが失敗した時には、予想以上に精神的なダメージが心に残ってると感じています。
 
ここでのポイントは、真剣さが大きければ大きいほど精神的なダメージも大きくなることでしょうか。
 
どうでもいいと思って取り組んでいることならそんなに落ち込まなくて済みますよね。
 
でも、例えば1年以上にもわたるくらいとの時間をかけて開発した商品やサービスが、リリースしてみたところ全く受け入れられなかったとしたら、それは精神的なダメージが大きいですよね。
 
もう自分の人格を全否定されたかのような印象を持ってしまします。
 
 
仕事に限らず、真剣に取り組んでも失敗してしまうことは仕方がありません。
 
特にビジネスでは非常に多くの要素が絡むため、自分の都合の通りには進みません。
 
 
ただ問題は「失敗するのは仕方がないことだから・・・」という、自分を慰める言葉に隠れています。
 
 
 
私がまだ普通のサラリーマンをしていた時のことです。
 
副業で株式投資を始めました。
 
自分で言うのもなんですが、結構研究熱心な方なので、トレードを始めた当初から割と勝てていました。
 
 
しかし社会的に大きな事件が起きた時、株価の大暴落が起きました。
 
その時に損失を一気に取り戻そうと欲をかいて余計なトレードをしたために、わずか数週間でサラリーマンの平均年収以上の損失を出してしまいました。
 
 
それまでは「自分には投資の際のがあるのでは?」と自画自賛をしていましたが、その大損失を契機に「自分は投資には向いていない。こんなに多額の資金を失った自分はなんてダメな人間なんだ」と自分を自分で否定してしまうようになりました。
 
 
それ以降は投資は一切していません。正確には怖くてできなくなったんです。
 
当時は相当精神的に追い込まれてしまいました。
サラリーマンですから仕事はしなければいけませんが、ミスが多発し信用も大きく失ってしまいました。
 
 
実力を発揮するには精神的に安定していることが大切だと学びました
 
確かにその学びのために支払った金額は大きかったですが、今はいい教訓になっています。
 
 
 
 
その時以来感じているのは、最も危険なのは自分ができない人間だと思ってしまうことです。
 
潜在意識にそのレッテルが貼られてしまうと、無意識的に結果が出ないような行動を取ってしまうと言われています。
 
 
セルフイメージが「できない人」になっていると、現実も「できない人」になってしまうそうなんです。
 
 
でも言葉だけ「自分はできる人だ」と唱えることも危険だそうです。
 
 
本心ではできないと思っているのに、口先だけで出来ると唱え続けると現実とのギャップに精神的に不安定になってしまうんだとか。
 
 
 
私もポジティブシンキングといわれていることを表面上だけで実践していましたが、今はやらなくなりました。
 
やっぱり苦しかったですね。本心をだますことなんて長くは続かないです。
 
 
そこで私が編み出したのが「フニャフニャ」作戦です。
 
 
これからお伝えする方法は、あくまで個人の経験に基づいたものなので、成果を保証はできません。
 
でも、考え方としては優れている?と自画自賛状態ですので、物は試しに聞いて下さい。
 
 
私がフニャフニャにしているのは、心そのものです。
 
普通は固く心に誓うなど、心を固くしようとしますよね?
 
でも固くしたものは意外ともろいんですね。
 
 
五重の塔が大地震にも耐えられるのは、軸がフニャフニャだからです。
 
地面の揺れをフニャフニャと揺れることで吸収できるから、建物自体は倒れないわけです。
 
 
だから私もそれに習って、心が折れないように、そもそもフニャフニャと柔らかい心にしようと決めました。
 
 
フニャフニャの心というのは、何かに囚われないことです。
 
例えば「今度の集客は失敗することができない最重要課題だ!」なんてカチカチの心を持ってしまうと、もしもの時に大変なことになります。
 
 
最近は、うつ病を発症するサラリーマンが増えているそうですね。
 
それはきっと心を強く持たないといけないという自縛に囚われているからです。
 
 
ダメなときはダメなんですから、次にそこから得た教訓を活かしましょう。
 
 
あまり大きな声で言えませんが、日本の教育は、決められた答えを出せないことが、悪いことだとされています。
 
そして一度の失敗で人生が決まってしまうシステムになっています。
 
こんなシステムの中で、自由に自分の個性を活かして、発想力や創造性を育むなんて難しいと思うんです。
 
 
その延長として企業でも失敗したら能力が無いと判断します。
 
 
本当にそうなんでしょうか?
 
 
失敗しないようにするというのは、今迄通りに行動することです。
 
 
今の世の中で、今まで通りで結果が右肩上がりにならない事は分かっているバズなのに。
 
 
まあ、余計な話でしたね。
 
 
まとめますと、私はセルフメンタルケアとして、折れない心を作ろうと思っています。
 
イメージは「フニャフニャな心」です。
 
決して折ることができないくらい、柔軟に対応する心構えと言えるでしょうか。
 
 
何かつらい出来事があった時には、今日のことを思い出してもらえれば嬉しいです。
 
 

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