帽子を拾ったらどうします?

今日はとても風が冷たくて、
明日から3月だと言われても全く信用できない気分でいる
迎客デザイナーの酒井です。

 

昨日あった打ち合わせ帰りの車内でのこと。

私の向かい側に腰掛けていた熟年カップルが席を移動する際、
おそらくご婦人の方のだと思われるデザインのニット帽を席に残したまま、
そそくさと移動していきました。

著作者: ai3310X

著作者: ai3310Xさん

 

 

 

 

 

 

 

 

その並びに座っていた二人組の女性は、何やら相談中です。

「今の人帽子忘れてるやん。どうする?」

といった話をしているようです。

で、その時間もほんの数秒ほど経つかどうかのタイミングで、
向かって右側の女性がおもむろに持っていた膝の上の荷物を
自分が座っていた席に置いて、そのニット帽を手に
先の熟年カップルを追いかけて行きました。

なるほど。
迷いなく届けるのか。

すばやい判断と屈託のない行動力。
見習わないといけないな。

 

などと自分は何もしていないにもかかわらず、
他人事のように感心していました。

私もその帽子には気がついていて、一瞬だけどうしようかと迷いましたが、
ちょうど昨日のブログを書いていたので半分は神経がそちらに行っていて、
行動できませんでした。

こういう時って人としてのあり方
(と言うほど大げさではないかもしれませんが)
を問われているなぁと実感します。

その帽子を届けた女性は直ぐに戻ってきて、
その後は何事もなかったかのように隣の友人と話を続けています。

特に気負うこともなく当たり前の事をしたといった感覚なのだろうなぁ。

ここでふと思った事があります。

特に起業を控えている方には「あるある」かもしれませんが、
考えることは出来るのに、その考えを行動に移せないなんてことが
意外に多く起こります。

ご多聞にもれず私がまさにそうで、
事業計画などは毎日のように考えて、
自分はいっぱしの起業家だぁ!などと思っていたのですが、

その計画を行動に移せないため、
全く結果が出ない時期が長く続きました。

確かに行動に移さないのには、色んな理由があると思います。

  • まだ独立前のサラリーマンなので時間が取りにくい。
  • 計画が甘い気がして、もっとブラッシュアップしてからの方が
    いい結果に繋がりそうな気がするから。
  • まだ学びが足りないから、もっと勉強してから一気に加速するために
    今は準備をしているから。

しかし、これらは行動しないための言い訳である事が大半です。

先の帽子を拾うかどうかに例えると、

  • 「もしかしたら帽子を忘れている事に気がついて
    取りに戻ってくるかもしれないから、そのままの方が良いんじゃないか」
  • 「忘れてしまうくらいなら、元々いらないんじゃないかなぁ」
  • 「今日はちょっと疲れてるし、
    気がつかなかったふりをすれば誰にも責められないよな」
  • などなど、どんどん自分でストーリーを作っていってしまうのです。

つまりは、行動してしまえばすぐに何がしかの結果を得られ、
それを元に次にどうすればいいかという、新しい現実が訪れるのに、
頭の中でだけで勝手な解釈をさらに勝手な思いで進めてしまって、
迷路に入るように思考のループのなかで自己完結してしまうのです。

 

あなたにはこんな経験はありませんか?

 

意中の女性との初デートで、散々自分の中でシミュレーションをして、
好意を寄せてもらおうと頑張り、その時の会話内容まで
準備をしたにもかかわらず、最初に予定していたレストランが、

「好きじゃないんです」

の一言で、計画も何もかもがムダになってしまって、
一時はどうなるかとハラハラしたものの、結果的には
とても楽しかったですと言われとてもいい気分で家路に着いたりした事です。

 

初めて取り組む事は、それこそ未知の世界に踏み込むようで
とても不安になると思いますが、先の例のように、
深く考えていなくてもいい結果が得られるなんて事はよくある事ですから、
まずはやって見るのが良いのではないでしょうか?

ちなみにここまでの話を踏まえてもらうとお分かりと思いますが、
PDCAサイクルを回そうという事業などの進め方の
フレームワークがありますが、

私は少し問題があると思っています。

それは何故か分かりますよね?

 

しゃあ正解は明日に!

 

では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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