BLEACHの71巻が出ましたね
今回もあまりマーケティングネタはありません。
が、ストーリーの凄さを少し触れたいです。
これからはお客様との過ごし方が大切ですが、
その時に重要なのがシナリオだと思っているからです。
まあ、お気軽に^^;
というわけで、トップレベルのマンガ家さんの
実力の高さに圧倒されている迎客デザイナーの酒井です。
71巻前半と前号の70巻の後半は、
涅ネムこと眠七號(ねむりななごうって読むんですね。カッコいい)
と涅マユリの物語です。
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いつも思うのですが、
久保先生のそれぞれのキャラクターが織りなす物語は、
とても人間くさい悲哀に満ちていてしかも美しい。
そこがとても気に入っています。
私はこのBLEACHという作品に出会って
物語が美しいという感覚を味わえるという体験を
することが出来ました。
よく「面白い」という表現を用いますが、
その面白さの中にはいろんな意味があると思います。
久保先生のBLEACHは、
少年マンガの王道と言われる絆と成長、
そして戦いがストーリーの中にはしっかりと腰を下ろしていますが、
それでいて人の感情を見事な伝え方で私たちに伝えて貰えています。
各キャラクターが過去に体験してきた出来事を通して、
彼らの今の行動をしっかりと裏打ちするだけの納得感があり、
ご都合主義と揶揄される作者の勝手な流れになっていないんです。
この、製作者側の都合で勝手に読者に物語を
押し付けることが無いからこそ私はそのことに感服しているし、
心が惹かれるのでしょう。
成長の物語としてよく描かれるのは、
強大な敵に一度は敗れ、再起をかけて修行をした主人公の姿です。
しかし、今回は被造魂魄(ネムのことです)の自己成長を通して描くなんて、
よく思いつくなぁって感じで羨望とはこういう感情なんだと
思い知ることになりました。
涅マユリはネムのことを「自ら進化する魂魄」と称していますが、
彼は立派な父親?をしていて、今までよりも身近な存在になったと感じています。
それもこれも涅マユリの飽くなき闘争心と、
決して悟られまいとしながらも度々現れる
慈愛によるものなのでは無いかと思います。
もしかすると涅マユリは、久保先生の
優しさを込めたキャラなのかもしれませんね。
私はこれからのマーケティングには、
益々ストーリーが重要になってくると思っています。
それは単に自分の経歴を記載して感情移入してもらう
などといった表面的なテクニックの話ではなく、
お客様との自社との関係性の中で紡いでいく
新たな物語の創出が本質的で求められているものだと
捉えているからです。
この辺りについては、私自身が試行錯誤中のため、
まだまだ伝えきれないことなのですが、
これからも出来る限りお話ししていこうと思います。
なんだかんだとBLEACH71巻の話がほとんど出来ていないため、
また続きを書くと思いますからその時はお付き合いください。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。
追伸
何だか真面目な感想文になっちゃいました。
これもきっと久保先生の影響です。
久保先生へ
まだまだ終わる予感を感じさせない
BLEACHをこれらかも楽しみにしております。
もっと我々の期待をいい意味で裏切ってくださいね。